2022年1月20日にスタートした嵐・松本潤さん主演のドラマ「となりのチカラ」。
嵐活動休止後初の連続ドラマ出演ということで放送前から注目を集めていました。
今回はそんな「となりのチカラ」の主題歌、『上を向いて歩こう』を担当したジャズピアニスト上原ひろみさんについて調べてみました!
ピアニスト・上原ひろみとは?
ピアニストの上原ひろみさんとはどんな人なのでしょうか?
プロフィールや経歴をまとめてみました!
1979年3月26日生まれで静岡県浜松市出身の上原ひろみさん。
6歳よりピアノを始め、同時にヤマハ音楽教室で作曲を学んでいたそうです。
1993年14歳の時にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、17歳の時にはアメリカのジャズピアニストであるチック・コリアと共演しています。
1999年にはボストンのバークリー音楽院に入学し、在学中にジャズの名門テラークと契約し2003年にアルバム『Another Mind』で世界デビューを果たします。
2008年にはチック・コリアとのアルバム『Duet』を発表しました!
2011年にはアメリカの音楽家であるスタンリー・クラークとのプロジェクト作『スタンリー・クラーク・バンド フィーチャリング 上原ひろみ』で第53回グラミー賞「ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」を受賞しました。
2020年以降は、コロナの影響で苦境に立たされているライブ業界を救うためにシリーズ企画「SAVE LIVE MUSIC」をスタートさせました。
この企画は現在シリーズ第4弾まで開催されており、この収益の一部は Jazz Foundation of America Covid-19 Musician’s emergency fund に寄付されるようです。
そして2021年7月には「東京2020オリンピック開会式」にも出演したことで話題になりました。
「となりのチカラ」主題歌は新たにアレンジされた『上を向いて歩こう』
ドラマ「となりのチカラ」の主題歌は1961年にリリースされた坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』が、上原ひろみさんによってピアノアレンジされたものです。
上原ひろみさんが『上を向いて歩こう』をカバーするのは今回が初めてではないようです!
2008年5月28日にリリースした5枚目のアルバム「Beyond Standard(ビヨンド・スタンダード)」に『上を向いて歩こう』はアレンジバージョンで収録されています。
この時の楽曲は、ドラムやベースとともに演奏されていて、JAZZ調でありながら細かいビートとアップテンポな要素で軽やかさを感じるアレンジになっています。
今回の「となりのチカラ」主題歌としての『上を向いて歩こう』は2008年のアレンジとは雰囲気が違うアレンジになっていました。
上原ひろみさんのピアノのみで演奏されており、なんと毎話アレンジを変えているそうです!
毎話アレンジを変えている理由はテレビ朝日のインタビューに記載されていました。
「物語の中のキャラクターに寄り添いたいという気持ちを曲に落とし込みました。いろいろな背景や物語をもった人物が登場するので、その人たちの気持ちを少しでも音楽で代弁できるように、毎話アレンジを変えました。」
テレ朝POST上原ひろみコメントより
ドラマ主題歌の『上を向いて歩こう』は1月22日にYouTubeにて「となりのチカラ」の映像とともに公開されました。
まとめ
東京2020オリンピック開会式に出演したことでも注目を集めているジャズピアニストの上原ひろみさん。
コロナ禍の今だからこそライブ業界を救済するためにイベントを企画するなど音楽に対する愛に溢れている方です。
今後も世界中で活躍される上原ひろみさんに注目です!
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